lamedalico

14歳のかなちゃんと私へ

kanachan

明日7/2より、LAMEDALICOの展示会がスタートします。
今回はスタイリスト佐藤かなさんとコラボレートし、彼女の著作「KANA’S STANDARD」のパターンを使ったお洋服を出品します。
佐藤かなさんとは中学時代の同級生で、今に至るまで約27年間に渡る友達です。中学時代、授業中にこそこそと描いては見せあった手紙は好きなバンドやファッションのことばかり。こんな服を着てみたい、作ってみたい、いつか自分がブランドを持てたらこんな名前でこんなロゴで…と、女子中学生の妄想が炸裂していました。親や先生への反発や将来への漠然とした不安と期待。そんなものを共有していたかなちゃんと、このようなかたちであの時の妄想を実現することができました。
実際の制作過程は夢が叶って感無量!というよりもむしろ粛々と、ふたりで裏地の素材やステッチ幅など現実的な部分を話し合い、それぞれのタスクをこなしてすり合わせることの繰り返し。かなちゃんのクールな仕事振りに触れ、お互いがもう夢見がちな中学生ではなく、職業としてファッションや装飾に関わる大人なのだな、ということを改めて感じました。
漠然とやりたいことを夢想してその中で遊んでいた中学生の頃も楽しかったけれど、技術や知恵を使ってそれを現実にものにできるから、大人になるって面白いですね。理想のイメージに追いつけなくて苦しかったとしても、その苦さも楽しいことのひとつだと思えるのは、大人になって初めてわかったことです。

今回はKANA’S STANDARDに掲載されたお洋服のサンプルも販売いたします。LAMEDALICOだけでなく、佐藤かなさんのファンの方にも楽しんでいただける展示会になりました。
みなさま、ぜひ遊びにいらしてくださいね!

LAMEDALICO transparent
2015.7.2(thu)~4(sat) at Nidi gallery
OPEN 12:00~20:00
東京都渋谷区桜丘町9番17号 TOC第3ビル 408号室
tel & fax | 03-6277-5579

ありがとうございました

DSC_0009

今年も1年、LAMEDALICOのアクセサリーをご愛用いただきまして、まことにありがとうございました。
今年は初夏の展示会のほか、いろいろな催事などにお声をかけていただいたり、ネットストアでは特に絹糸のミサンガブレスへのたくさんのご注文をいただきました。重ねて、ありがとうございました。
LAMEDALICOのネットストアでのご注文の商品へは、季節に合った小さな飾りを同封させていただきました。春は羽根、夏のあいだは展示会のテーマだった薔薇にちなみポプリにした花弁、ハロウィンの頃はかぼちゃ…。
現在は、干支でもある小さな馬のスパンコールを入れています。これは世田谷区にある馬事公苑のバザーで手に入れたもの。いろいろな色があるので、何が届くかお楽しみに。

アクセサリーやジュエリーには単純に身体を飾るだけでなく、お守りや魔除け、つけている人の所属を表したりといろいろな意味があるものです。
LAMEDALICOのアクセサリーは、つけたり見たりしている人の気持ちがふっと軽くなったり、華やいだりするものであればいいなと思っています。いいことばかりとはいかない日常を、少し楽しくしてくれるもの。自分自身も、小さな花やお菓子、友だちとのメールなどのちょっとしたもので救われることが多々あります。
心をひらりと駆け抜ける子馬のようなアクセサリーづくりを目指して、2014年も頑張っていきたいと思っています。

薔薇日記・その4

ROSE4-1

都内で薔薇を見ることができる場所といえば調布の神代植物公園などが有名ですが、都心ど真ん中、新宿御苑のフランス式庭園の薔薇もなかなかみごとです。
もうそろそろ終わりのようですが、ちょうどこの写真を撮ったころはすべての花が満開。青空に色鮮やかな花色が映えてとてもドラマティックでした。

花の姿とともに、株ごとに添えてあるその名前にも面白さがあります。
パパメイアンや芳醇などは、資生堂の香水にもつかわれている香りの高い品種。
ジーナ・ロロブリジータ、トランペッター、インターナショナルヘラルドトリビューン、プレイボーイ、プレイガール…これもすべて、薔薇の名前です。

ROSE4

ROSE4-2

IMG_7337

今回の展示会でコラボレートした&WEDNESDAYの大石裕子さんは親しい友人でもあります。
彼女の作るバッグはデザインとともに文字の刺繍が最大の魅力。グラフィックデザイナーという経歴が活かされ、文字の配置や色使いなどさすがプロフェッショナル!と唸る技が効いています。
『薔薇の名前』という面白いモチーフを刺繍に落とし込み、ポーチとして手軽に使っていただけるアイテムになりました。裏地に薔薇や植物柄を使っているのもひとひねりあって素敵。LAMEDALICOらしいポイントとして、ファスナー部分にカラフルなタッセルをそえています。
ぜひ、展示会でお手に取ってご覧ください。きっと&WEDNESDAYのファンになってしまうと思います!

薔薇日記・その3

ROSE1

薔薇の魅力といえば、見た目とともにその香り。
ローズの香りの化粧品は女性にとって身近なアイテムだと思います。
写真左の写っているのは、サンタマリア・ノヴェッラの板状の香りのアイテムです(なんとう名前なのでしょうか…)。クロゼットに吊るしたりして香りを楽しむもので、淡いピンクの箱もとても素敵。
右のものはカネボウ エヴィータのミスト状の化粧水。ドラッグストアなどで買える安価なものですが、シュワッとした霧が心地よく、クセのない香りで夏のお風呂上がりなどに気軽に使えそうなおすすめのアイテムです。

そして、中央にあるのが今回の展示会のために制作したオリジナルの石けん。
ハンドメイドのオリジナル石けんブランド、YumGreensさんに作っていただきました。
こちらのブランドの使い心地に惚れ込んで、ぜひに!とお願いして作ってもらった石けんは、中心に白いゾウが浮かんでいます。最後まで使っていただくとゾウのチャームが出てくる仕組み。オリジナルで調合していただいたエッセンシャルオイルで香りをつけています。
アクセサリーだけではなく、嗅覚でも薔薇の世界をお楽しみください!

薔薇日記・その2

ROSE3

作業中はバレエのDVDをつけていることが多いのですが、薔薇にまつわるバレエというと、『眠れる森の美女』に出てくるローズ・アダージョが有名です。

オーロラ姫の16歳の誕生日に異国の王子が求婚にきます。薔薇の花を捧げられながら4人と王子様と踊るローズ・アダージョは、全幕の中でも主役のダンサーがいちばん輝くパートだと思います。
私が特に好きなのは、オペラ座バレエ団のエトワール、オーレリ・デュポンが踊るローズ・アダージョ。
彼女のオーロラ姫は単なるかわいいだけのお姫様ではなく、若く美しい娘の根拠のない自信や傲慢さ、少女の万能感などまで伝わってくるようで、悲しい場面でもないのにその瞬間的なきらめきに、いつも泣きたいような気持ちになります。
捧げられた薔薇を投げ捨てるシーンと最後の爪先での長いバランス、そしてチャイコフスキーの美しすぎる音楽も見もの!ぜひ動画で楽しんみてください。

もちろん彼女達のように踊ることは不可能ですが、憧れのダンサーの持つ輝きと同じものを、私もアクセサリーの中に込めていけたらいいなと思っています。

薔薇日記・その1

ROSE2

久しぶりの更新となりました。

今年前半は絹糸のミサンガブレスを中心に、たくさんのお客様からご注文をいただきまして、まことにありがとうございました。
小さいブランドのため、ご返信などが遅くなりご迷惑をおかけしたお客様もおられたことと思います。行き届かない点が多くあり、申し訳ありませんでした。
また、アクセサリーへの感想や優しいお言葉もたくさん頂戴し、嬉しさと有難さで胸がいっぱいの日々でした。
重ねて、どうもありがとうございました。

いよいよ13日の木曜日からは展示会がはじまります。
テーマに合わせて、これからしばらく薔薇にまつわる好きなことをこちらのdiaryで書いていこうと思っています。
今回ご紹介するのはロクム・ギュルというお菓子。LAMEDALICOのアクセサリー製作の一部を手伝ってくれている職人さんにいただきました。
ばらの香りのゼリーのようなマシュマロのような部分の中に、ヘーゼルナッツがぎっしり入っています。不思議な食感で、食べたあとは口の中に薔薇の香りが残る、とてもおいしくて印象的なお菓子でした。

ギュルはトルコ語で薔薇を指すようですね。只今、作業台の上も展示の準備でギュルギュルしています…!このたくさんの薔薇たちを、お客様に見ていただけることが楽しみです。

ありがとうございました!

1201ice

少し時間が経ってしまいましたが、先日の展示会に来てくださったみなさま、どうもありがとうございました。

今回はアクセサリーのテイストを少し変化させ、より冬を楽しんでいただけるような構成を考えました。
考えてみれば、夏の展示会のあとに思いがけないほど多くのオーダーをいただき、その制作作業から間をおかずに今回の展示会の準備をしていたような気がします。
自分には商品を形にするまでには長い空白期間(?)がないとダメなタイプだ…というのは思い込みだったようで、ずっと作る作業をしているうちに身に付くものもあるのだなぁと、怒濤の時間を過ごしてみて実感しています。

そして、展示会でお客様とお話しながら新しいインスピレーションをいただいたり、アクセサリーを付けてくださっているところを拝見してたくさんのエネルギーをいただきました。
勢いがあるときには全力疾走で、時に立ち止まったりしながら、これからもLAMEDALICOの世界を深めていければいいなと思っております。

気持ちは、もうすでに春の展示会へ!
今からゆっくり準備をかさねて、また楽しさや面白みのあるアクセサリーをご覧いただける日を、なにより自分自身がいちばん楽しみにしています。

1201ice2

1201ice3

今回の展示会の商品は、本日から順次サイトのaccessoriesのページにアップしていきます。
まず今日は心臓のネックレスや流れ星、ピンキーリングリングの手袋など、一点もののアイテムから。こちらもぜひご覧ください。

ありがとうございました

すっかりdiaryの更新が滞ってしまいました。
今年の春から初夏にかけて、SUNDAY ISSUEのイベント『SUNDAY SELECT MARKET』、そしてNidi galleryでの展示会と作品を見ていただくことが続き、ばたばたした日々が続きました。
イベントや展示会に来てくださったお客様、またお声掛けしてくださったギャラリーの方や展示をご一緒した作家のみなさん、改めてどうもありがとうございました。
たくさんの出会いがあり、夏を前にとても充実した毎日を過ごすことができました。

SUNDAY SELECT MARKETでは作品を用いてこのようなインスタレーションを制作しました。

SSM

お花と天然石、シルクリボンやスワロフスキーで描いた大きな円形。
お客様にも好評で、撮影スポットになっていたのも嬉しかったです。

そして、Nidi galleryでの展示会。
今までの展示会の中で一番多くのお客様にお越しいただけたのではないかと思います!
ギャラリーの空間も楽しんでいただけたようで、皆さまとのお喋りの中からたくさんのエネルギーやヒントをいただくことができました。

ちょっと大げさな話になりますが…5年以上作品を発表して販売するということを続けていると、自分の作るものに自信がなくなったり、不安になったりすることがあります。
同じようなお仕事をされている方、ジャンルは違っても何かを作ることを生業とされている方には共通する壁なのかもしれません。発表する以上自信があるものを世に出すべきだと思いますが、それまでにはたくさんの葛藤があることも事実。
それが今回は、作ることが楽しい!と思う気持ちがいつも以上に強く、自分の作ったものを素直にいいなと思えることが多くありました。
この心境の変化は何なんだろう?と不思議に思いつつも、これが長く続かないという事も予想しています。…というとなんだか暗い人のようですが、ものを作る上での波というものが、やっと理解できはじめたのかもしれません。
Nidiでの展示会を重ねて、新たなスタートラインに立ったような気分です。
どうぞ、今後ともLAMEDALICOをよろしくお願いいたします。

rainbow628

また、今回の展示についてはお友だちやお客様など、たくさんの方がtwitterやブログなどで感想をアップしてくださいました。ギャラリーの様子などみなさんの写真や記事がとても素敵なので、リンクからぜひご覧ください。
初日に来てブログに速報を流してくれたり、お子さまとの心が暖かくなる日記を書いていただけたり…3日間かぎりの空間も、こんな風に記していただけると永遠に残っているようで、感激です。

Bijim diary

maisondemaci

my life

花園magazine

花園magazineのエディターさんの書いてくださった、
”よそおうことの素直なときめきを思い起こさせてくれるような、そして現実の重力を一瞬忘れさせてくれるような嬉しさがある”という一文。
そういえばそんなつもりで制作しているな、とハッとしました。

心がふっと軽くなるようなアクセサリーでこの夏をより楽しく過ごしていただけたら、とても嬉しく思います。

園芸家12カ月

garden-s

東京では桜も見頃を過ぎ、新緑のまぶしい季節になりました。
先週頃から、昨年の展示会でgarden boxをお買い上げくださった方々からお花が咲いたというお知らせをいただいています。
garden boxの中身はクロッカスとチューリップが2種類。自宅でもチューリップが開花し、かわいらしいピンクのお花が揺れる様子を楽しんでいます。
春の花というと桜がいちばんで、咲く様から散り際までとてもドラマティックな印象。ですが、まだ寒いうちから咲きはじめる梅や庭のかたすみでひっそり咲くすみれも素敵ですし、電車の窓から線路脇に黄色の菜の花と紫の大根の花が群生しているのをみかけると、とてもあたたかく嬉しい気持ちになります。

capek

季節がめぐって花や植物が次々と挙手するように芽吹く様子は変わらないルーティーンですが、そこから毎年新鮮な驚きと喜びを受け取れるのは幸せなことなのかもしれません。
この時期に読みたくなるのが、カレル・チャペックの『園芸家12カ月』という本。『長い長いお医者さんの話』などで有名なチャペックですが、この本では園芸に対する熱い気持ちが暴走して滑稽にみえるほど。自分を含めた園芸マニア達に呆れながらも、ユーモアを交えて書かれた愛のある随筆集です。
挿画の印象もあるのでしょうが、本の中に出てくる園芸狂のじたばたする様子、なんだかジャック・タチの映画の登場人物の動きに似ているような気がします。

capek2

ー「労働をするなら好きですべきだ。あるいは技術があるからするのでもいい。とどのつまり生きるためにするのでもいい。しかし、主義のために、あるいは道徳的な動機から労働をするということは、たいして価値のない労働をすることだ」
園芸とは直接関係のない部分ですが、とても好きな一文です。
チャペックが生きた時代と現在では労働や主義という言葉の意味には違いがあるでしょうが、この文章のような率直な気持ちでいたいと読み返すたびに思います。

桃の節句

HINA

今日は雛祭り。女のお子さまがいらっしゃるご家庭だけでなく、女性皆がなんだかウキウキするような1日ですね。

2月14日にバレンタインがあり、3月14日にホワイトデー。
自分の中の印象で、女の子から愛を告白する日はピンク、男性が答える日はブルー、と、それぞれの日からイメージする色があります。
となると、その中間にある3月3日は二つのカラーが合わさった淡い紫色。
雛祭りといえば桃色と白と若草色という印象ですが、私はやさしい紫を想像します。
(とはいえ桃の節句と言いますし、桃白緑のトリコロールのほうが食卓などにおひなさまの雰囲気を取り入れやすいのですが…。)

そんなイメージが、今回の春の商品に投影されています。
ブルーの石のブレスレット、ピンクの3連ブレスレット、紫のすみれのイヤリング。
ハートに愛の言葉が刻まれたブレスレットは、『女の子色』と『男の子色』の石が交互にならびます。
小さな女の子が無事に成長し、いつか素敵な恋にめぐり会えますように。
また、かつて少女だった皆さまにも、健やかで愛にあふれた毎日が続きますように。
まだまだ寒い日が続くようですが、暖かな快晴の今日は、そんなことをお祈りしながら過ごしたいと思います。

カテゴリー