
うつわのお菓子 / 郡司製陶所展
On 2022-04-02 by momoko

今週末のお菓子のご案内
『うつわのお菓子』
4月3日(日)、西麻布の桃居にてお菓子の販売をいたします。
桃居にて開催中の【郡司製陶所展】にちなみまして、白い鳥のお菓子を作りました。
《白いとり》
なめらかな練切で作った白い鳥は、郡司さんの絵付けのお皿からイメージしました。
夏蜜柑のマーマレードを入れた小豆こし餡を包み、表面にナツメグをひとはけ。器の持つ素朴な愛らしさや奥ゆきを、スパイスや柑橘皮の風味で表現してみました。

季節のお菓子は、ういろうに黄身餡をあわせた《エッグハント》。



練乳を加えたなめらかな黄身餡に杏の蜜煮をのせ、フレッシュなよもぎの葉をたたみ入れたういろうでふんわり包みました。
よもぎは庭から摘んできたもの。卵を使った黄身餡との組み合わせから、庭に隠した卵を探して遊ぶ、イースターの行事を連想しました。
もちもちのういろうと甘酸っぱい杏、ミルキーな黄身餡。
春の陽だまりのような、ピースフルな味わいをお楽しみください。
おふたつセットで900円となります。
美しいうつわとともに、お菓子をお楽しみいただけたら嬉しいです。
桃居のオンラインショップもぜひご覧ください。
お菓子のご予約はDMより承っております。
西麻布 桃居
東京都港区西麻布2-25-13
11:00~19:00
#御菓子のらめ田
#練切
#ういろう
#黄身餡
うつわのお菓子 / 深澤和弘 陶展
On 2022-03-26 by momoko

今週末のお菓子のご案内
『うつわのお菓子』
3月27日(日)、西麻布の桃居にてお菓子の販売をいたします。
桃居にて開催中の【深澤和弘 陶展】にちなみまして、吹雪まんじゅうを作りました。
《藁灰釉吹雪》
白い生地からつぶ餡がのぞく様子を、雪が吹きつけた様子に見立てた吹雪まんじゅう。
深澤さんの釉薬ののった器とも似た雰囲気があります。
中餡はシンプルなつぶ餡に少量のカルピスバターを加えて炊き、少しだけリッチな風味です。
小ぶりなお饅頭で楽しいお茶のひとときになりますように。

季節のお菓子は桜餅で作った《八重桜》。
しっとりした焼き皮をフリルのように形づくり、八重桜の見立て。
こし餡にフレッシュないちごを合わせ、甘酸っぱい味わいをお楽しみいただけます。
桜と吹雪で、まるで今日の花嵐の天候のような組み合わせになりました。
日曜日は穏やかに晴れますように。
吹雪まんじゅう3つ、桜餅ふたつの計5つのセットで1200円となります。
美しいうつわとともに、お菓子をお楽しみいただけたら嬉しいです。
桃居のオンラインショップもぜひご覧ください。
西麻布 桃居
東京都港区西麻布2-25-13
11:00~19:00
#御菓子のらめ田
#吹雪まんじゅう
#桜餅
うつわの和菓子 / 浜野まゆみ 陶展
On 2022-03-19 by momoko


今週末のお菓子のご案内
『うつわのお菓子』
3月20日(日)、西麻布の桃居にてお菓子の販売をいたします。
桃居にて開催中の【浜野まゆみ 陶展】にちなみまして、擦りこみ紋様のお菓子を作りました。
《片栗紋》
練切生地で小豆つぶ餡を包み、片栗の花の紋様。
浜野さんの『白土型紙摺』のシリーズをお菓子に写しとりました。白地に白い花が浮かびあがっています。
白の下に緑と淡い紫色をぼかし、片栗の花と葉の色を差しました。菓子切りを入れるとまた違う表情が出てくると思います。
濃いめのお茶とあわせてお召し上がりください。

また、季節のお菓子は
《桃仙果》です。
ういろう 杏仁餡
しっとりなめらかなういろう生地で杏仁霜と自家製の干しあんずを練り込んだ餡を包み、桃の木型で仕上げました。
こちらも浜野さんの白桃皿にぴったりのお菓子となりました。
おふたつセットで900円となります。
美しいうつわとともに、お菓子をお楽しみいただけたら嬉しいです。
桃居のオンラインショップもぜひご覧ください。
うつわの和菓子 / 津田清和 硝子展
On 2022-03-12 by momoko


今週末のお菓子のご案内
『うつわのお菓子』
3月13日(日)、西麻布の桃居にてお菓子の販売をいたします。
桃居にて開催中の【津田清和 硝子展】にちなみまして、雪平と錦玉羹をあわせたお菓子を作りました。
《硝子の雪平》
餅粉を練りあげて作った求肥生地に、泡立てた卵白と白餡を合わせたものが雪平(せっぺい)。真っ白でふわふわの餅生地です。
津田さんの唐茶色のガラスに見立てた紅茶の錦玉羹をあわせ、グレープフルーツの果汁を使った爽やかな白餡を包みました。
紅茶はラベンダーやほうじ茶がブレンドされた奥行きのあるかおり。
錦玉の透明感と雪平の食感をお楽しみください。

また、季節のお菓子として
《今の花》を作りました。
庭の白梅とミモザが同時に咲き、今、散りはじめています。
花を育てていると、奇跡のような瞬間が過ぎ去ってしまうことのはかなさと、季節が何度も巡ってくることの喜びを同時に感じます。
白梅とミモザの咲く景色を細かさの違う金団で表現しました。
中餡は、もうすぐ咲く花、桜の葉っぱを刻み入れた餡。
その中には、これから芽吹いてくる草花の種に見立てた大納言小豆の蜜煮が入っています。
清々しいかおりの緑茶をあわせてもらえたらと思います。
おふたつセットで900円となります。
また、明日は《苺とルバーブ》のジャムをご用意しています。トーストやヨーグルトのお供に、果物のおいしさを詰めこんだジャムはいかがでしょうか。
美しいうつわとともに、お菓子をお楽しみいただけたら嬉しいです。
桃居のオンラインショップもぜひご覧ください。
西麻布 桃居
東京都港区西麻布2-25-13
11:00~19:00
うつわの和菓子 / 岩田圭介 陶展
On 2022-03-05 by momoko


今週末のお菓子のご案内
『うつわのお菓子』
3月6日(日)、西麻布の桃居にてお菓子の販売をいたします。
桃居にて開催中の【岩田圭介 陶展】にちなみまして、百合根の金団を作りました。
《貝高台》
甘酸っぱい梅餡をつぶつぶの道明寺で包み、さらに口どけのよい百合根金団餡で包んで仕上げました。
うつわを重ねて焼く際、熔着を防いだり座りをよくするために、貝殻を重ね置いて窯詰することがありました。その貝殻が付着したり、焼き切れた後に紋様が残ったものを『貝高台』というそうです。
岩田さんの作品ではデザインのポイントとして使われている貝高台の技法を、お菓子の意匠にも取り入れてみました。
本物の貝殻で筋目をつけ、バーナーで仕上げています。

季節のお菓子として、先週に引き続き《あこや》をご用意しています。
どちらも貝モチーフのお菓子となりました。
おふたつセットで900円となります。

また、明日は《柚子にローズマリー》、《苺とルバーブ》の2種類のジャムをご用意しています。トーストやヨーグルトのお供に、果物のおいしさを詰めこんだジャムはいかがでしょうか。
美しいうつわとともに、お菓子をお楽しみいただけたら嬉しいです。
桃居のオンラインショップもぜひご覧ください。
西麻布 桃居
東京都港区西麻布2-25-13
11:00~19:00
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