
うつわのお菓子 / 藤塚光男 陶展
On 2022-05-21 by momoko

今週末のお菓子のご案内
『うつわのお菓子』
5月22日(日)、西麻布の桃居にてお菓子の販売をいたします。
桃居にて開催中の【藤塚光男 陶展】にちなみまして、錦玉羹を作りました。
《帆舟文》
風をうけて海を渡る、清々しい白い帆舟。藤塚さんの帆舟文の小皿からイメージしたお菓子です。
コアントローの風味の錦玉羹に小豆の粒感を楽しめる小倉羹をあわせ、夏蜜柑のピールをきかせました。

季節のお菓子は《奥入瀬》。
先日訪れた青森をイメージしたお菓子です。
奥入瀬渓流の新緑と滝を二色の金団で表現し、中餡は裏ごしした梅とあんずの蜜煮を刻み入れました。
その中には赤紫蘇が香るゆかりの求肥が入っています。
青森には「あんずのしそ巻」というお漬物があり、道の駅で買ったおにぎりの具になっていて、とても印象的でした。梅干しのようで梅干しではなく、赤紫蘇が加わると果物なのにごはんに合う不思議。
そんなおいしい記憶を和菓子にしてみました。
みずみずしい金団に包まれた、梅、紫蘇、あんずの爽やかな風味をお楽しみください。
おふたつセットで900円となります。
美しいうつわとともに、お菓子をお楽しみいただけたら嬉しいです。
桃居のオンラインショップもぜひご覧ください。
西麻布 桃居
東京都港区西麻布2-25-13
11:00~19:00
#御菓子のらめ田
#帆舟
#あんずのしそ巻
#金団
#錦玉羹
うつわのお菓子 / 村木雄児 陶展
On 2022-05-07 by momoko

今週末のお菓子のご案内
『うつわのお菓子』
5月8日(日)、西麻布の桃居にてお菓子の販売をいたします。
桃居にて開催中の【村木雄児 陶展】にちなみまして、練切を作りました。
《御本手》
粉引のやきものに、ほわっと浮き出た淡桃色の斑点。焼成によって現れる窯変の一種で、御本手と呼ぶそうです。
白い練切にいちごの風味をつけた桃色をぼかし、村木さんの御本手をイメージしたお菓子になりました。



季節のお菓子はういろうの《柚子の枕》。
今ちょうど満開の柚子の花を砂糖でマリネし、花弁と蕊をういろうの中に閉じ込めました。
柑橘の花は果実とはまた違った、甘くはなやかな香りがします。
柚子皮を練りこんだ餡と一緒に、さまざまな柚子の表情をお楽しみください。
おふたつセットで900円となります。
美しいうつわとともに、お菓子をお楽しみいただけたら嬉しいです。
桃居のオンラインショップもぜひご覧ください。
西麻布 桃居
東京都港区西麻布2-25-13
11:00~19:00
#御菓子のらめ田
#柚子
うつわのお菓子 / 八田亨 陶展
On 2022-04-16 by momoko


今週末のお菓子のご案内
『うつわのお菓子』
4月17日(日)、西麻布の桃居にてお菓子の販売をいたします。
桃居にて開催中の【八田亨 陶展】にちなみまして、海苔のお餅を作りました。
《海苔の餅》
焼き海苔と青海苔を入れて練りあげた柔らかな求肥で、口どけのよいこし餡を包みました。最後に醤油をひと刷毛して焦げ目をつけ、香ばしい味わいに。
八田さんの器の特徴である、土の中の鉄粉が作る黒い模様を海苔で表現しました。
小さなサイズでおふたつご用意しています。

季節のお菓子は、《御衣黄》。
フレッシュないちごの果汁を入れた餡に、桜のかたちの羊羹をあわせました。
東京の桜はすっかり終わりと言った雰囲気ですが、八重桜は今が満開です。ひとくちに八重桜と言っても、『普賢象』や『御衣黄』など種類もさまざま。特に、黄緑色で咲き始め、筋状にピンクへと変化していく御衣黄はお気に入りの花です。
お菓子の世界では季節感を先取りするのが当たり前ですが、ときどき急かされているような気持ちになることがあります。
これは個人的な体験なのですが、クリスマスのころに子供の行事が多発していて忙しく、いざ落ち着いて友人たちと大人だけのクリスマス会をしようと思った時にはどのお店からもケーキが消えていた…ということがありました。もう10年以上も前のことですが、あの26日になった瞬間に世界からクリスマスが消えて、ケーキが食べられなかった悔しさはいまだ鮮明に蘇ります(食い意地が張っているだけとも言えますが)。
なので、御菓子のらめ田では、先取るだけではなく、季節を半歩戻るようなお菓子もご用意していきたいなと思っています。
今年は忙しくてあまり桜を見られなかったな…という方が、立ち止まってゆっくりと、お菓子でお花見できますように。
二種入りで900円となります。
美しい作品とともに、お菓子をお楽しみいただけたら嬉しいです。
桃居のオンラインショップもぜひご覧ください。
西麻布 桃居
東京都港区西麻布2-25-13
11:00~19:00
#御菓子のらめ田
#八重桜
#御衣黄
うつわのお菓子 / 恩塚正二 作品展
On 2022-04-09 by momoko
今週末のお菓子のご案内
『うつわのお菓子』
4月10日(日)、西麻布の桃居にてお菓子の販売をいたします。
桃居にて開催中の【恩塚正二 作品展】にちなみまして、花まつりのお菓子を作りました。
《花まつり》
4月8日は花まつり、釈迦様の誕生日だそうです。恩塚さんの作品『誕生仏』からイメージし、お釈迦様を運んできたといわれる白いゾウを花いっぱいの金団にのせたお菓子を作りました。中餡は甘茶をイメージして、フレーバーティとルバーブの風味です。


季節のお菓子は、《水のむ音》。
春になり、育てている植物に水やりをすると、乾いた土に水が染みこむ音が聞こえるようになりました。シュワシュワ、しととと…と耳に心地よく、土が水を飲んでいるように感じます。このときの様子をお菓子で表現してみました。
蒸し羊羹と水羊羹の中ハイブリッド狙った、なめらかでふわりとした弾力のある小豆の羹と、淡雪羹という卵白を使った羹の流しあわせ。
しゅわっとした食感で染みこむ水を、小豆の旨味を感じる生地で水気をふくんだ土を表しています。コアントローで春らしいかおりを付けました。
おふたつセットで900円となります。
美しい作品とともに、お菓子をお楽しみいただけたら嬉しいです。
桃居のオンラインショップもぜひご覧ください。
お菓子のご予約はDMより承っております。
西麻布 桃居
東京都港区西麻布2-25-13
11:00~19:00
うつわのお菓子 / 郡司製陶所展
On 2022-04-02 by momoko

今週末のお菓子のご案内
『うつわのお菓子』
4月3日(日)、西麻布の桃居にてお菓子の販売をいたします。
桃居にて開催中の【郡司製陶所展】にちなみまして、白い鳥のお菓子を作りました。
《白いとり》
なめらかな練切で作った白い鳥は、郡司さんの絵付けのお皿からイメージしました。
夏蜜柑のマーマレードを入れた小豆こし餡を包み、表面にナツメグをひとはけ。器の持つ素朴な愛らしさや奥ゆきを、スパイスや柑橘皮の風味で表現してみました。

季節のお菓子は、ういろうに黄身餡をあわせた《エッグハント》。



練乳を加えたなめらかな黄身餡に杏の蜜煮をのせ、フレッシュなよもぎの葉をたたみ入れたういろうでふんわり包みました。
よもぎは庭から摘んできたもの。卵を使った黄身餡との組み合わせから、庭に隠した卵を探して遊ぶ、イースターの行事を連想しました。
もちもちのういろうと甘酸っぱい杏、ミルキーな黄身餡。
春の陽だまりのような、ピースフルな味わいをお楽しみください。
おふたつセットで900円となります。
美しいうつわとともに、お菓子をお楽しみいただけたら嬉しいです。
桃居のオンラインショップもぜひご覧ください。
お菓子のご予約はDMより承っております。
西麻布 桃居
東京都港区西麻布2-25-13
11:00~19:00
#御菓子のらめ田
#練切
#ういろう
#黄身餡