2021年 師走のお菓子
柚子羹《明かり》
しぼりたての三ケ日みかんと柚子の果汁を合わせ、寒天で流しとめた口当たりのいいお菓子です。ふたの内側には果肉がついていますので、きゅっと絞ってお召し上がりください。
あっという間に暗くなる冬の夕暮れ。庭木の柚子が黄色く輝き、明かりが灯ったようでほっとします。2種の柑橘の味わいも明るくさわやかです。
薯蕷饅頭《白蕾》
大和芋と米粉で作った薯蕷生地で、西京味噌をきかせた白餡を包みました。柚子の花は春の終わりに真っ白で香りのよい花を咲かせます。まだ固い蕾ともうすぐ咲く蕾、それぞれをかたどったデザインです。
12月22日の冬至の日には南瓜のお菓子をご用意いたします。
薯蕷饅頭《冬至》
裏ごしした南瓜を使ったなめらかな餡を、真っ白な薯蕷生地で包んで蒸しあげました。
南瓜の種をのせ、焼き目を入れたあたたかな意匠です。
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こちらのお菓子の販売は終了しました。ご賞味いただきありがとうございました。